産学官連携

当講座では認知機能障害の評価、認知症性疾患の診断に有用なツールの開発をしてきました。何故なら認知症性疾患の診療には、行動神経学的アプローチが不可欠であるからです。

現在、私たちは当講座で培ってきた行動神経学的アプローチが、専門家以外の方々においても利用可能となるシステムを開発したいと考えています。

神経心理学の専門家でなくても、医療現場において我々と同じような評価が可能となるシステムを開発することが最大の目標ですが、今後は日常生活で汎用されているデバイスに入力された情報に基づいて認知機能の評価をするシステムの開発も目指していきたいと考えています。

 

高齢者を対象としたデバイスを開発されている企業の方々、認知機能が低下している方々が使用すると様々なリスクがあるデバイスを開発されている企業の方々、行政の方々との共同研究を積極的に検討していきたいと考えておりますので、当講座の研究に関心を持っていただいた企業様からの問い合わせを、心よりお待ち申し上げます。

担当窓口:菅野 重範
bncn.med.tohoku@gmail.com